- 1)コンビニ、ハンバーガー屋、ケーキ屋など
・現在は、「テイクアウト、持ち帰り(8%)」と「店内飲食(10%)」は税込みで同じ価格が多い状況です
・食料品が1%になると、テイクアウトか持ち帰りかで税込み価格が変わる可能性があります(これはここでは問題ではありませんがケーキ屋さんにとっては悩みどころです)
・テイクアウトか店内飲食かは、レジでテイクアウトと確認すれば、その後店内飲食しても8%でOKです(国税庁Q&A問11を解釈)。その不正についてマスコミが騒ぐ懸念があります。
2)外食産業(10%)への影響
➀持ち帰りが1%になるので、そもそもの飲食店(外食産業)の競争力が落ちます
➁仕入れ価格が税込みで下がらない懸念があります
(例)
・現在、食事の提供が税込み220円(うち消費税20円)、食材の仕入れは税込み108円(消費税8円)とすると→国に納付する消費税は12円(20円―8円)です
・食料品の消費税が1%になって食材の仕入れが税込み101円(うち消費税1円)になれば→OKです
仕入れの支払い税込み101円(7円下がる)
納付する消費税は19円(20円―1円、7円上がる)
・仕入れが税込み104円(うち消費税1円(注))にしかならなければ→3円損になります
(注)厳密には消費税1.03円だが説明の簡素化のために端数は省略
仕入れの支払い税込み104円(4円下がる)
納付する消費税は19円(7円上がる)
3)免税事業者の農家への影響
・今までは農作物を市場で売って税込み108円でもらえました
・食料品が1%になると、税込み101円しかもらえなくなります
※なお、弊社のお客様にはいらっしゃいませんが、飲食店の中で簡易課税を適用できる会社は、積極的に簡易課税を検討した方が良い場合が出てくると思います
